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報告書

セメント用減水剤等の有機物のアルカリ加水分解試験

福本 雅弘; 西川 義朗*

JNC TN8400 2001-017, 355 Pages, 2001/03

JNC-TN8400-2001-017.pdf:6.43MB

TRU廃棄物処分研究における廃棄体中に含有される有機物の処分場の性能への影響評価の一環として、以下の7有機物について有機物の変質機構の中で重要と考えられるアルカリ加水分解の試験を行った。90$$^{circ}$$C、91dまでのアルカリ加水分解試験の結果、各有機物が低分子量化し、有機物由来の分解物や変成物と推定される成分を溶液中に検出することができた。処分という長期間を考えた場合、各有機物は、今回確認したような分解生成物になると考えられる。確認した分解生成物を以下の各有機物の後に付記した。そのため、これら分解生成物についての放射性核種移行に与える影響評価が今後重要となる。(1)ナフタレンスルホン酸とリグニンスホン酸の混合系セメント用減水剤($$Rightarrow$$ナフタレンジスルホン酸など)、(2)ポリカルボン酸系セメント用減水剤($$Rightarrow$$末端メトキシポリエチレングリコールのオリゴマー)、(3)エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム二水塩(EDTA)($$Rightarrow$$EDTAから酢酸が脱離・環化した変成物)、(4)りん酸トリブチル(TBP)($$Rightarrow$$DBP、n-ブタノール)、(5)ポリ酢酸ビニル($$Rightarrow$$酢酸)、(6)ナイロン66($$Rightarrow$$アジピン酸、ヘキサメチレンジアミン)、(7)硬化したエポキシ樹脂($$Rightarrow$$グリセロールポリグリシジルエーテル、カルボン酸)

論文

Chemical composition and digestibility of rice straw fermented by selected fungi

M.A.Malek*; 松橋 信平; 久米 民和

Int. J.Mushroom Sci., 2(2), p.27 - 32, 1998/00

8種類の糸状菌を用いて、照射したワラの発酵処理による繊維成分の消化性について検討した。Pleurotus sajor-cajuなどの糸状菌の発酵処理により、熱水抽出率が増加した。1ヶ月の発酵処理により、中性溶媒不溶繊維、セルロース含量などが減少した。リグニン含量は、P.sajor-cajuの2ヶ月発酵で著しく減少した。また、粗タンパク質含量の増加、消化性の向上が認められた。消化性試験では、酵素液及びルーメン液ともに良い結果が得られた。これらの結果から、P.sajor-cajuによる発酵処理産物が飼料として最も適しており、特にセルロース含量は余り低下させずに、リグニン含量を低下させ、消化性を向上できた。

論文

Effect of gamma irradiation on microorganisms and components in empty fruit bunch and palm press fibre of oil palm wastes

久米 民和; 伊藤 均; 石垣 功; M.L.Juri*; Z.Othman*; F.Ali*; H.H.Mutaat*; M.R.Awang*; A.S.Hashim*

Journal of the Science of Food and Agriculture, 52, p.147 - 157, 1990/00

 被引用回数:14 パーセンタイル:66.51(Agriculture, Multidisciplinary)

オイルパーム廃棄物の発酵処理による有効利用を目的として、空果房(EFB)及び果肉繊維(PPF)中の汚染微生物及び成分に対する照射効果を検討した。微生物汚染は非常に著しく、種々の工場から採取したいずれの試料でも大差なかった。これら汚染細菌を検出限界以下にまで殺菌するためには15kGy以上必要であったが、糸状菌には5~6kGyで十分であった。ホロセルロース及びリグニン含量は各々約60%及び25%であり、照射による変化はわずかであった。EFB、PPFともに高い保水性を有しており、発酵培地に適していることも判った。これらの結果から、5~10kGyの照射では特に著しい成分変化もなく、発酵培地の殺菌手段として有効な方法であることが明らかとなった。

論文

有機化合物の放射線照射併用オゾン酸化処理

宮田 定次郎; 新井 陸正; 鷲野 正光

水処理技術, 21(2), p.129 - 137, 1980/00

生物処理困難なリグニン,タンニン酸,フミン酸,アゾ染料,フェノールおよび0-クロルフェノールについて、放射線照射とオゾン酸化との併用による処理を検討した。その結果、以下の諸事実が明らかになった。オゾンあるいは放射線照射単独で処理するよりもはるかに効率よく、しかも完全にTOCを除去できる。TOC除去速度は有機化合物濃度およびオゾン濃度に影響されない。したがって、オゾン濃度を下げることによってオゾンの利用効率を上げることができる。酸化力の弱いHO$$_{2}$$ラジカルがオゾンによって効率よくHOラジカルに変換される。Cl$$^{-}$$とCO$$_{3}$$$$^{2}$$$$^{-}$$イオンによって反応が阻害されるが、これはpHを5~6に調整することによって避けることができる。反応後に過酸化物が残存しない。

論文

The radiation-induced degradation of lignin in aqueous solutions

長井 武司*; 鈴木 伸武

Int.J.Appl.Radiat.Isot., 29(4-5), p.255 - 259, 1978/05

 被引用回数:3

リグニンスルホン酸ソーダ水溶液の202.5,280nmの吸収帯は酸素存在下ではガンマ線照射によって容易に消失した。この吸収帯の消失は主にリグニンスルホン酸ソーダ分子中の芳香環に対するOHラジカルと酸素の作用によって誘起され、その消失速度は亜酸化窒素の添加によって著しく促進された。TOC減少率は酸素飽和水溶液において著しく増大し、反応初期においては線量率(3$$times$$10$$^{5}$$~1.1$$times$$10$$^{6}$$rad/hr)に無関係に線量が増加するに従って直線的に増大した。酸素存在下では、照射後の水溶液のpHは反応初期に急激に低下し、2$$times$$10$$^{6}$$rad以上で徐々に高くなった。リグニンスルホン酸ソーダ分子は酸素が十分供給される条件下では主として有機酸のような低分子量化合物に分解され、さらに炭酸ガスにまで完全に酸化分解される。なお、酸素飽和水溶液においては、発色現象が低線量域で一時的に観測された。

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